
喜怒哀楽25号 4月10日発行
投稿作品 短歌喜怒哀楽25号掲載作品●観音にすがる思ひで合す掌に雪チラチラと舞ひてかかりぬ 長野県 佐々木都 ●初市の威勢のよさにさそわれてマグロ解体しばしながむる ●かさこそと落ち葉のなかを色鳥の千里来たればテレビ消し見る ●ゆるやかに独りの老いが落ち葉掃くさびしき音を片寄せながら 群馬県 青木日出男 ●70米地下を穿ちて吸み上げし水が香に立つ厨のなかに 長野県 三井麻佐江 ●筑前の海の辺行きて十六夜の月追ふこととなるを遊べり 愛知県 鈴木清美 ●雪は止み雲割れゆけば不二の峰朝陽に染まりて現れ出でたり 埼玉県 千木良宣行 ●姿佳き鮎の背鰭の薄焦げて夕餉の膳の仄かに香る 新潟県 北村富士雄 ●千年の村史の中に記録なき地震に故郷は崩れて沈む(母の生地「小高」をよむ) 埼玉県 佐藤古城 ●屋根の雪二十回目を下ろし切り溜め息一つ春はまだ先 長野県 山本敏順 ●人からみればつまらないようなことばかりこつこつ地道にやっている 埼玉県 梅澤鳳舞 ●あの山河春の小川の風さやし岸辺の香り無人駅にも 東京都 福岡悟 ●うしろ脚から溪に落ちたるあとに建つ馬頭観音かすかに読める 群馬県 松井保 ●この次は減らさんことを誓いつつ減らしてしまう老は悲しき 滋賀県 藤原昭三 ●給料の事には触れづ二度の職働ける幸妻と語りつ ●花咲けど心躍らぬ拉致家族胸のリボンは何時ぞ外れる ●梅干しの日の丸弁当で飢えた日々脳裏はなれず六十年過ぎ 群馬県 鶴田青峰 ●地場ものの展げてひさぐ農婦らの声のかがよふ初午まつり 東京都 寺尾令子 |











お客さま担当
O型、大型、大雑把。丁寧にじっくりと、いつも思っているのですが・・・。お客様とのお話に、仕事を忘れる…