『墓標探しの旅―私の韓国旅行記―』

なぜ『墓標探しの旅―私の韓国旅行記―』をまとめられたのですか?早川義郎さま

もともと私も妻も旅行好きだったが、裁判官の現役時代は忙しくてその暇がなかった。そこで5年前倒しで仕事を辞め、以後ヨーロッパを中心に40回ほど海外への旅に出た。友人には「旅行記を書くために旅行をしているんじゃないか」などとからかわれたりもした。口の悪い連中は、本のタイトルをみて「とうとう早川君も自分の墓を探す旅に出るようになったか」と思ったらしいが、この墓標とはいつか訪ねたいと思っていたソウル郊外の忘憂里に眠る浅川巧の墓のこと。彼は、朝鮮の青磁や民芸品の美しさを日本に伝えた人物。

 

本が完成した時の感想は?

表紙カバーは浅川巧の愛した「青花辰砂蓮花文壷」の写真を使用したが、上品で格調のある美しさがよく出ていて、評判もよく、このカバーのおかげでみな本を手にとり、ちょっと読んでみようかなという気を起こしてくれたらしい。また何かまとまったらお願いしたいと思っている。

 

これからやりたいことは?

「韓国旅行記」の延長として、江戸時代に12回日本に来ている外交使節「朝鮮通信使」がたどった足跡を訪ねる旅を始めた。めぼしいところを回るだけでも、まだ2年くらいかかりそうだが、その旅行記が出来上ったら、またよろしく(笑)。

今まで出版された作品

『ザビエル画像の謎について』 2007年2月

『墓標探しの旅-私の韓国旅行記』 2011年10月

http://www.eseihon.com/sakuhin-misc/sakuhin-misc-974/

『三宅坂・日比谷公園・旧岩崎久弥邸』 2013年2月