
PUR製本
PUR製本とは
PUR接着剤を利用した製本方法です。 PUR ( Poly Urethane Reactive )は他用途としては一般的ですが製本用接着剤としては比較的新しい接着剤です。製本で一般的に使われている EVA ( Ethylene Vinyl Acetate )系の接着剤に対し接着強度、耐熱耐寒性、リサイクル性、耐インキ溶剤性で優れていることから注目をあつめています。 PUR 製本がでてきた背景の一つには開きの良い製本をつくりたいというニーズもあります。
- オンデマンド印刷の製本に最適
- 折加工しないオンデマンド印刷の製本にとても適しています。
- エコマークの取得に
- 環境に優しい原料を使用しており、リサイクルにも適しています。
- よく開き丈夫な製本に
- 開いたまま置いても安定する程開きが良く、非常に丈夫です。
PUR製本のさまざまなメリット !!
・・・・・接着強度が高い
・・・・・耐久性に優れる
・・・・・耐熱・耐寒性に優れる
・・・・・本が開きやすい(背の柔軟性が良い)
・・・・・リサイクル性に優れる
PUR製本の特徴
1. 通常の EVA 系ホットメルトより接着強度が強いことがあります。
このことにより塗布量を少なくでき、糊の皮膜も薄くなるので開きやすさにもつながります。
2. 耐熱性がある。
今までの EVA 系ホットメルトの耐熱温度(接着力を保持できなくなる限界点)が約 45 ℃前後です。したがって、外気の気温が夏場には EVA 系の接着剤の限界点に近い 40 ℃近くなる。これに対して PUR は 120 ℃近い温度まで耐性があります。
3. PUR はリサイクル性がありエコマークを取得できます。
しかし、通常の EVA 系ではエコマークは取得できませんが、リサイクルに適したホットメルトで難細裂化ホットメルトという改良型だと取得できます。
4. PUR は耐インキ溶剤性をもつ。
通常の EVA 系ホットメルトではインキ溶剤と糊のマッチングが悪く接着力を失い本がバラバラになるというトラブルが発生することがあります。この点、 PUR は用紙に含まれる水分とPURが化学反応を起こして皮膜が強固になるため薬剤に対する強さがあります。
PUR製本の短所
PUR を使用するには専用機が必要となります。また、コストも通常の接着剤よりも 2 〜 3 倍の単価がかかってしまいます。ただ、塗布量を減らすことによって対コストの格差を狭めていこうという努力をしています。また、 EVA 系のホットメルトは冷えて固まると出来上がりですが、 PUR は接着力を発揮するまで約 1 日かかり、これも納期に入れて製造しなければなりません。
| PUR製本の優れた点
・両手を使わない状態でも開いたページが閉じない。 ・コピーをとる際に水平にきれいに開き、コピーが取りやすく本も傷まない。 ・1冊あたりのコストが普通の並製本より大幅にはアップしない。 PUR製本の用途 ・教科書、参考書 ・料理レシピ本、楽譜、地図帳、画集、写真集 ・パソコン、産業機器、AV家電等の取扱説明書 ・福祉施設向け書籍 |
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お客さま担当
O型、大型、大雑把。丁寧にじっくりと、いつも思っているのですが・・・。お客様とのお話に、仕事を忘れる…