2月3日に全社ミーティングが開催され、社員の皆様には貴重な土曜日を会社の為に使っていただき、感謝申し上げます。会社の存在意義は、社員さんの物心両面の幸せを実現するために有る。そのためには、皆さんに自分自身の幸せとは何か、ということをよく考えてほしいと思っています。これからの100年生きることができる時代に、100年ライフを楽しめる人生プランを一緒に考えていきたいと思います。

そして、次の週は2月7日~9日の3日間、JAGAT(日本印刷技術協会)主催のPAGE2018に3社合同ブースで出展してきました。PAGE2018は今年で30回目を迎え、日本全国から印刷関連の7万人もの方が来場する一大イベントです。東京池袋のサンシャインシティで開催されました。

 

 

今年のPAGEのテーマは「アライアンスNEXT」。

新しい形の企業協力隊、同盟軍のようなグループをどのように上手に作るか。今までの印刷会社は必ず自社に設備を入れるが、技術を持ってさえいれば、これからは仕事に応じて他社とアライアンスを組むことが重要になる。アライアンスとは組織同士が利益を追求して協力し合うこと。同業者だけでなく、広告代理店などとどう結びつくかなど、いまJAGATが触手を伸ばしているのもそういう分野である。まさに「アライアンスNEXT」がこれからの印刷業のあり方であるとJAGATは考えている。【JAGATより】

そこで、私たちのグループのテーマは「アライアンスBOOKMAKING」。当社の製本技術、編集出版の技術、デジタル印刷のノウハウ、本づくりのシステム開発技術を活かしてもらえる出会いを求めて出展しました。3日間詰めたのは私と上原弘子さん、木戸敦子さんが1日、タオピックスの杉山さんが2日間お手伝いしてくださいました。300人近くの方とお話をさせていただき、180名の方と名刺を交換させていただきました。名刺交換は、ほとんど弘子さんが率先して行っていました。昨年、10月に行われた大塚商会様の「POINT」に展示会デビューした時の非常に緊張していた弘子さんから、すごく成長。次の展示会が楽しみですね。

 

 

 

2月21日にはPAGEを主催しているJAGAT郡司秀明専務理事が入船製本工房に取材に来られました。

JAGAT  ― 設立以来、印刷ならびに関連産業の向上に資するために3つの使命があると考えている。1つは業界の将来を展望しその方向を示唆すること。2つめが示唆した方向を具現化するための教育を行うこと。3つめがこれらが現場に定着するための教育を行うこと。この3つの使命を行動指針とし、調査提言能力、情報発信能力、教育開発力を高めている。

郡司専務理事は元々のご実家が新潟で、そんなところからも親しくお話をさせていただくことができました。昨年は「ついに来た。日本のデジタル印刷の夜明け」というタイトルで、日本各地にてご講演をされており、私も聞かせていただき、それが入船製本工房を出店する後押しにもなりました。1時間デジタル印刷とマーケティングについてお話をさせていただき、本当にありがたかったです。

印刷物の製造工程がデジタル化し生産効率が向上する一方、デジタルメディアの影響もあり印刷需要の減少に歯止めがかからない中で従来の印刷ビジネスモデルが通用しなくなってきた。

これまではいかに効率を上げるか、他社との品質差をどう出すかということを重視していたが、これからの品質というのは「マーケティング力」であり、今後重視していく。

これまでの印刷物というのは撒き餌だった。同じものをたくさん用意して、まずは印刷物を撒いてそこからより大量で、高利益の印刷物を吸い上げるような、撒き餌として印刷物を使っていた。これからの撒き餌はWebである。Webでビッグデータなどを集め、そこからリードを吸い上げて、個別に刺さるような印刷物を作るという方向に向かっていくとJAGATは思っている。

「木戸さん、後3年かかるよ」と入船製本工房について郡司さんには言われましたが、何とか早く採算ラインを越えていくために、製本だけではなく、デジタル印刷の活用のシステムや用途開発、便利に使えるノウハウの提供やサプライ品の情報提供など、デジタル印刷を活用した「本づくり」のプラットフォームをつくり、「本づくり」を通じたデジタル印刷の未来づくりに貢献できるよう一歩ずつ進んでいきます。

最初に全社ミーティングについて書きましたが、私たちの会社が目指しているのは、社員さんの物心両面での幸せの実現です。そのためには、私たちの会社が、依存型ではない、自立し自律できる利益体質の会社になることが必要です。そのためには生産性を高めて利益体質の会社になっていくことが求められます。人が育つ組織、無駄のない生産工程、モチベーションが高まる仕組み。そして、高付加価値の商品づくりが欠かせないと考えています。私たちの会社が「本づくり」を通じて、世の中から必要とされ尊敬される人の集まりであることを目指して、それぞれ一人ひとりが自己ベストの更新を目指していってほしいと願っています。

3月のテーマ

「できる」と考えて行動しよう!

GiHには松岡修三さんの「日めくり 毎日修三カレンダー」が掛けてあります。このカレンダーの巻頭に「本当の僕はどちらかといえば消極的で、決して強い心を持った人間ではありません。だから、常に前向きな言葉で自分を応援し続け、心を強くしようとしてきました」と書いてあります。ムリと考えるか、どうやったらできるかを考えるか。大切なことだと思います。