梅雨明け前の蒸し暑い日が続き、体調管理も難しい時期ですが、皆さんにはいつも元気に出社していただき感謝です。当社は7月で折り返しになります。木戸製本所は、前半6ヵ月、仕事を多くいただき、社員の皆さんにはご負担をかけましたが、乗り切っていただきありがとうございました。おかげさまで増収増益で折り返すことができました。ミューズは、なかなか受注が増えず、減収減益となっています。お客様の立場に立って、なぜ発注するのか、なぜ発注しないのか、よく考えなくてはいけないですよね。仕事を発注していただくのはお客さまです。誰に何を買っていただくのか、よく考えていく必要があります。

木戸製本所が受注好調だった大きな要素は、「誰に」「何を」が明確だったからだと思います。製本業は、印刷会社様の「困った」を解決するのが仕事です。お客様の困っていることは、「ギリギリまで社内で製本したいと思っていたが、やっぱり無理」「予算がない仕事を何とかお願いしたい」「区分けがあって大変だから区分けまでやってほしい」単純な「困った」ですが、解決するのは難しいです。それを受注すれば現場に負担がかかるからです。しかし、その仕事を断れば、もう仕事は来ません。受ければ、また発注していただけます。受けてくれる会社に発注する。発注者の心理はそういうものです。大野部長が、無理だけど受け続けたので、現場の皆さんには負担がかかりましたが、仕事は増えました。大切なのは、バランスであって、仕事が多くて多くて、品質、安全が守れなくなる程の仕事は受けてはいけないでしょうが、会社や個人の成長のためには負荷がかかることも大切な要素です。無理だから、新しいやり方や他の会社がどうやって仕事をしているのかを学んできます。無理をしないと伸びないし、無理をし過ぎても、また伸びれない。このバランスは難しいですが、無理をしながら、できる方法を考えて成長していくのが、正しい成長です。これは、どんな仕事も一緒です。どうしたら、お客様の「困った」を最小限の無理で解決できるのか、そして、その先の、他社では無理だけど、当社は普通にできる、ところまで成長していく。皆さんで智恵を出してそこまでいけば、無理なく生産性の高い仕事ができます。それは、技術もあり、サービスもありです。智恵を出していきましょう。

話は変わりますが、私が毎月、参加させてもらっている「田舞塾」。今月は福井の寺下機型製作所さんの会社視察と、その会社の今後の事業展開についてのディスカッションでした。寺下機型製作所さんは13の徳目の「ありがとうの言葉」の常連なのでわかる人もいるかもしれませんね。寺下機型製作所さんは鋳物用の型を作っている会社です。鋳物関係の仕事というと、下請けで、工場は暑くて、油を使うので床も汚い、どちらかというと3Kの仕事ですが、工場を見て、田舞塾のメンバー皆びっくりでした。整理整頓清掃が徹底されていました。下請けではありますが、利益率23%。下請けでなくても利益率23%の会社なんかありません。4億の売上で8600万円も利益を上げています。その秘密は「3S(スリーエス)運動」つまり整理整頓清掃を徹底してやる、でした。