今年の2月は、毎朝ソチオリンピックのニュースで一喜一憂でき、刺激がある楽しい月ですね。オリンピックイヤーに、そして、感動を届けてくれる日本人選手の皆さんに感謝です。期待されながら実力を出し切れずメダルを逃してしまう人もいれば、そんなに期待されていないのにチャンスをしっかりとつかみメダルを手にする人もいる、明暗が分かれました。もちろん、オリンピックに出場するだけで、世界のトップレベルですから、4年間大変厳しい練習に耐え、オリンピックのステージで活躍されることに敬意を表します。メダルが取れなくても、感動することは多いのですが、やはり、選手本人は残念な思いを持っていると思います。プロセスにも感動の要素はありますが、やはり結果を作っていくことで大きな感動を創り出しています。

 私たちの仕事でも、プロセスも大事ですが、結果が出ないと会社は存続できないということになります。

 木戸製本所でのプロセスとは、会社の価値観の共有化、機械のメンテナンス、品質管理教育、技術習得、組織づくり、改善活動、採用活動、などでしょう。そして、結果を作る時は、3月の繁忙期です。いよいよ、今年の繁忙期も始まりつつあります。この時期をいかに乗り切れるかが、本年度の結果を大きく左右します。機械の調子、体調、品質管理の体制、組織など、万全の状態で3月の繁忙期に突入しましょう。そして、大変な期間ですが、皆で力を合わせて、前向きな気持ちで、乗り越えていきましょう。そして結果を出して、メダルにつなげていけるといいですね。

 ミューズでのプロセスとは、やはり会社の価値観の共有、そして、抱きしめていただける本づくりのための技術力アップ、受注のためのマーケティング活動、改善活動、組織づくり、人間関係づくり、などです。ミューズの結果を出すステージはクチコミを通じて、お客様が増えていくことで、決算時に利益を出せることです。抱きしめていただける本を作り続けていくことで必ずお客様から支持され、どこよりも信頼される会社になります。良い本を作っていることを、より多くの方に知っていただき、より多くの方に抱きしめていただける本を作っていただき、その人の生きた証を作っていくことは私たちの使命です。そのためには、よりマーケティング活動に人や時間を投入していく必要があります。ミューズもいつも遅くまで仕事をしてもらっていますが、同じ価値観で仕事ができる分身を作っていくことで、校正、検品、発送、受注などの仕事の時間をマーケティング活動に使えるようにしてほしいと感じます。企業活動の目的は「顧客の創造」です。

 先日、C社様の品質管理担当者4名、製本の担当者3名が当社を訪問されました。大野部長、内田工場長、私で対応させていただき、いくつかの質問を受けました。

 ①製品の検査をする人は何かの資格を持った人ですか

 ②その検査をする人の基準は何ですか

 ③検品は何冊に対して何冊しているのですか。

 ④個人情報についてはどのように取り扱っていますか

 ⑤「見本品」という表示のものは全数検品していますか

 つまり品質マネージメントの仕組みができていますか、という質問だったと思います。逆に考えれば、仕事はしっかりとマネージメントすれば、必ず良い製品が生まれるということです。また、仕事の目的、手順を明確にしておくことで、たいていの仕事は、誰でもできるようにしていくことが可能である、ということだと思います。

 人はかけがえのないもので、私の代わりになる人はいないし、あなたの代わりになる人もいない。大切なたった一人の人です。しかし、仕事はマネージメントすることで、権限委譲をしていけるものです。また、そうしないと、いつまでも同じことを、自分で判断できずに、言われたことをやることとなります。結果を創り出すには、チーム力を上げていく必要があり、チーム力の素は一人ひとりの個の力になります。今年の方針でもある、新しい、難しいにチャレンジすることで成長していって欲しいですし、また、会社全体が、新しい、難しいにチャレンジする人に対して、応援していく、そういう文化を創り出せるといいなと思います。そこから、結果は必ず生まれていくと信じています。