まだまだ暑い日が続きますが、体調管理と気持ちを上手にコントロールして、元気に夏を乗り越えていきましょう。そして、あっという間に、秋が来て、冬が訪れます。暑い今を楽しみましょう。
8月1日に新年度が始まり、あっという間に1カ月が過ぎようとしています。
 本年度のスローガンは「難しい、新しいに挑戦し、自己を磨くことで、シナジーを創り出そう」です。何度か話をさせていただいていますが、シナジーを創り出すために、重要なのは、皆それぞれが明確な個性を持っており、その違いがあって初めて大きな成果に結びつくということです。つまり、長所を合わせることで、マイナスが消え、プラスの部分をとがらせていくことが可能になるのが、シナジー(相乗効果)です。
 木戸製本所には66年間の歴史が作り上げた強みがあります。財務的な強さ、製本設備、ノウハウ、技術、知識、ネットワーク、信用。この強みは、一朝一夕に作れるものではありません。しかし、強みは弱みでもあり、今後の印刷業界に対する危機感の弱さ、次世代技術に対する知識不足、など、補っていく必要があります。
ミューズの強みは、「抱きしめたい本づくり」です。お客様の立場に立って仕事ができていること。そして、デジタル印刷で商品を作り続けて12年、これは他にない強みです。デジタル印刷で印刷している会社は多くありますが、デジタル印刷で商品を作っている会社は実はあまりないのです。ミューズの場合は、小ロットの多ページもの、というデジタル印刷にぴったりの商品づくりであり(これは商品が先にあったのではなく、デジタル印刷機が先にあって、そういう発想が生まれましたが)次世代技術であるデジタル印刷の長所をもっと活かした本づくりを目指していけるとよいと思います。オフセット印刷の代用、という位置づけでの商品づくりからの発想の転換が必要です。今までの本、これからの本、という課題を持って、良い本づくりができるとよいです。今でも「デジタル印刷での商品づくり」という強みはあり、だから、コニカミノルタさんもわざわざ東京から足を運び、3カ月に一度の定期的な問題解決のミーティングを開いてくれています。
 GiHは木戸製本所と対比的な位置づけにあると言えますが、強みは次世代型の発想であるプラットフォーム型のビジネスを展開していくための、技術、知識です。システム開発、ウェブデザイン、イー・コマース、といったインターネットを活用したビジネスのノウハウを活かしていくビジネスを展開できる人材がいること。
 プラットフォーム型ビジネスとは、大きな例ではイオンショッピングモールとか楽天ショッピングモールなどがありますが、売り場、人が集まる仕組み、売れるノウハウを提供して、専門店を集め、お互いがウィンウィンの関係を作り上げること。そしてそこにショッピングに行く人にも利便性を与えていく、というビジネススタイルです。GiHでは、フォトギフト、パーソナルギフトという、個を大切にする次世代型ギフトのプラットフォームを作っていくことを事業領域として、現在プラットフォームを構築しています。
 私が考えるに、今、この三社の一番の強みは「本づくり」にあります。そして、共通項も「本づくり」です。そして、小ロット、特に一冊づくりができる「本づくり」の技術、設備、ノウハウのある会社は日本では多くはないのです。新潟県で一番の製本専業会社である木戸製本所、日本一親切な自費出版会社であるミューズ、今までにないパーソナルギフトのプラットフォームづくりを目指しているGiH、それぞれの会社の強みをより強くすることで、そして、行く先であるベクトルを合わせることでシナジーは生まれてきます。難しい、新しいに挑戦し、自己を磨いていきましょう。そして、シナジーを創り出し、新しい価値を創り出し、世の中に必要とされ、大切にされる会社を目指していきます。