先週の5月19日20日の二日間、日創研経営研究会全国大会in新潟が開催され、全国各地47都道府県より1375名の方が朱鷺メッセに集まりました。「愛  あなたの命を何の為に使いますか」 というテーマで、新潟経営研究会が主幹、長野の3経営研究会が副主幹で150名の実行委員会を組織し運営を行いました。私が実行委員長という大役を任命され、1年がかりで準備してきました。

実行委員長の挨拶が大会の最後にあり、「天地人」に恵まれ、良い大会を開催できたと御礼の挨拶を述べさせていただきました。二日間良い天気に恵まれた「天の時」、朱鷺メッセという素晴らしい会場を使い移動なく大会が開催されたという「地の利」、関係する多くの方たちに応援いただき、また、実行委員会のリーダーの皆さんが責任を持って組織を動かしていただいたという「人の和」、この3つの要素が揃って過去にない素晴らしい大会が開催されました。

上杉謙信が越後の地を治めるときに引用した「天地人」の意味は、孟子の教え「天時不如地利。地利不如人和」(天の時、地の利に如かず、地の利、人の和に如かず)から来ています。「天の恵みの絶好のタイミングは地の利には及ばない。その地の利でさえ、人々の団結力には及ばない」という意味です。

私は、実行委員長という立場で全体を見ていましたが、当日驚くことが多くありました。一人ひとりが指示待ちをすることなく、自ら行動している。それぞれのチームがリーダーを中心にそれぞれの考えで打合せをし、行動できている。リーダーの下の担当者が、いつの間にかリーダーシップをとって、当日初めて会うメンバーを指導している。当日、初めて参加するメンバーも多かった中で、一人ひとりの役割も明確になっていました。結果的に素晴らしい団結力を生み出していました。

実行委員長というお役はいただきましたが、私はただ単に、皆さんの前で挨拶をするだけで、何もできず、本当に組織というものを実感させていただいた全国大会でした。私にしてみれば、とても不思議な体験でした。

もちろん、それができたのは、周到な準備があったおかげです。大会前は、連日、マニュアルや人の配置表も何度も何度も妥協することなく作り直しました。配置表は、集合当日の朝からミューズで印刷してもらい、マニュアルも前日の夜9時に小ロットで製本してもらいました。ご協力いただいた皆様のお力添えがあり、開催できたのだと、感謝しております。

イベントはゴールがあって終わるものです。一瞬の花火のようなものです。しかし、会社はやり続けることが求められます。つまり、毎日のイベントを、翌日より進化させたイベントにして続けていく。それには、団結力が必要であり、一年という結果をつくっていくために周到な準備も必要になります。

次年度まで2ヶ月となりました。しっかりと準備し、素晴らしい成果をつくっていきましょう。

 

6月のテーマ

選ばれる会社になろう!

「私たちの会社はお客様になぜお仕事を発注いただけているのか」「なぜ私たちの会社を数ある会社の中から選んでいただいているのか」選んでいただいているのは、何かしら理由があります。皆さんは、どんな理由で選んでいただいていると考えますか。

当社の場合は、お客様が「任せて安心」という「安心」という要素は大きいと思います。

品質の安心、納期の安心、価格の安心、対応の安心、など。さらに、お客様が選ぶポイントは、困ったときに助けてくれた、という恩義のようなものも大きな要素です。木戸製本所であれば、3月の繁忙期に何とか仕事を入れてくれた、急ぎの仕事に対応してくれた、刷直しのピンチの時にすぐに製本してくれた、など。ミューズであれば、難しい要求にこたえてくれた、お客様の気づかない間違いを校正で発見してさしあげた、など。

お客様の難しい要求に、普通にこたえられる仕組みが、会社の創り出す付加価値を上げていきます。つまり、お給料も上がっていくことにつながります。お客様の視点で、社内の付加価値を上げ、生産性も上げていきたいものですね。

 

6月の方針

全社ミーティングで次年度の方向を明確にしよう!

6月25日土曜日に全社ミーティングが開催されます。8月1日からの新年度に向けて、皆さんでベクトルをそろえていく大切なミーティングです。

私たちの会社は、本づくりを通じて、世の中の役に立つ会社を目指しています。役に立つとは、お客様に安心して本づくりを任せていただいたり、お客様の本づくりの困ったを解決したり、新しい本づくりの提案をすることで本づくりの可能性を広げたりしていくこと。その結果として、地域の雇用をつくりだし、働く社員さんの夢をかなえていける会社になっていきます。

世の中の役に立つ会社に向けて、来年はどのような問題点を解決し、どのような新しい難しいに挑戦していくのか、皆さんと話し合いたいと思います。皆さんも「こんなことを解決したい」「こんなことにチャレンジしたい」を考えて参加いただくようお願いいたします。