先週7月22日に「ポケモンGO」が配信され、週末は深夜まで人が公園などをうろついているという社会現象を起こしています。私もアプリをダウンロードしてみましたが、我が家の周りにもモンスターが3匹ほどいるようです。

ポケモンを開発した「任天堂」という会社は、京都に本社を置き、「任天堂に関わるすべての人を笑顔にする」という経営理念で経営をされています。

私の年齢だと、任天堂=花札、というイメージも強くありますが、現在主流のプラスチックトランプを世界に先駆けて開発したのも任天堂ですし、30年前の1985年に「スーパーマリオブラザーズ」を発売し、20年前の1996年に「ポケモン」は作られました。2004年には「ニンテンドーDS」が発売され、我が家でも亡き父と私の娘が一緒にゲームをしていたのを思い出します。

任天堂の株価の高騰もニュースになっていますが、任天堂の株価が最高値を付けたのが、リーマンショックが起きて株価が暴落していた2007年であり、アベノミクスで市場が活性化した時期に下がり続けるという、松下幸之助翁が言うように、まさに経済と経営は別という経営を続けてきました。そこには、他社と完全に差別化された商品があったという強みがあります。しかし、この商品を創り出したのは「人」です。以下、任天堂の君島社長のメッセージの抜粋です。

 

ゲーム業界は変化が激しく、数年後さえ見通すのが難しい世界です。そのような中でもお客様の期待を上回り、誰も思いつかなかった驚きを提供するために、私たちは任天堂DNAと呼んでいる「独創性」「柔軟性」「誠実さ」という3つの要素を柱とした価値観を大切にしてきました。

「娯楽はほかと違うからこそ価値がある」という「独創」の精神を大切にし、失敗を恐れずチャレンジすることが任天堂の成長には欠かせません。また、変化に「柔軟」に対応するために、過去にとらわれず今必要なことを常に考えることも重要です。そして、任天堂はさまざまな関わる人たちに支えられて成り立っている企業ですので、そういった皆様と「誠実」に向き合うことが求められます。

 

ゲーム業界は変化も早く、ゲームセンターで楽しむゲームから、家庭のテレビ、専用の端末、そしてスマートフォンへと変化し、対応してきています。さらに、時代が変わっても、そのキャラクターの活かし方を変えることで、20年前、30年前のキャラクターもうまく活かされています。

任天堂のような強力なキャラクターという強みを当社は持っているわけではないですが、私たちの強みは「本づくり」であり、その強みを時代に合わせてより強くしていくことが必要だと思います。任天堂ではキャラクターをより魅力的な商品に導いていくことをミッションとし、その「魅力的な商品」とは「それを手に取った人が、他人にも薦めたくなるような商品」と定義しています。当社の「本づくり」が他人にも薦めたくなるような商品・サービスであるためには、どのように進化していったらいいのか。難しい、新しいに挑戦することで、新しい価値づくりを目指していきましょう。難しいに挑戦することで人が育ち、どこにもない強みを持った会社に進化していきましょう。

 

8月のテーマ

人が育つ会社にしよう!

今回は任天堂の人財育成について少し触れさせていただきました。どのような商品や製品・サービスが自動化されても、もとを作っているのは「人」です。次年度の方針 「強みをより強く」  難しいに挑戦することで強みをより強くしていこう の第一が  強みの源は人です  学ぶ社風をつくろう です。人はなぜ成長したいと思うのか、それは、「将来こんなことを実現したい」という、個人の願望が根底にあると思います。会社も皆さんの成長を応援していきます。皆さんの夢も育てていってほしいと思います。

 

8月の方針

一年後の会社や自分自身をイメージし、今月の目標を明確にしよう!

会社は8月から新年度を迎えます。7月までを振り返り、自分の良かった点、反省点を振り返り、次年度の自分自身の成長目標を明確にしてください。会社は、皆さん一人ひとりが、自己実現するために存在します。皆さんが、年間の目標を明確にすることで、半年の目標、3ヶ月の目標、1か月の目標、そして、週の目標、一日の目標へと明確になります。皆さんにとって、目標を明確にすることで、成長を実感し、人生目標に一歩でも近づく一年になることを祈念しています。