暑い日が続いていますが、皆さん体調管理はうまくいっていますか。今年の夏は、暑いうえにリオオリンピックも重なり、寝不足が続いた方も多かったのかと思います。

昨日閉会式を終えたリオオリンピックは、史上最多の41個のメダルを獲得し、17日間の熱戦に終止符が打たれました。私の中での一番の感動シーンは、福原愛選手が苦しみの中から卓球団体で銅メダルを勝ち取り、泣き虫愛ちゃんに戻ってしまったシーンですが、思い出すたびに今でも目頭が熱くなります。メダルの色も大事ですが、メダルの色という結果以上に、その過程やひたむきな姿勢が感動を創り出していくことを強く感じたリオオリンピックでした。感動を与えてくれた選手の皆さんに心より賞賛の拍手を送りたいと思います。

この度の史上最多のメダル獲得ができたのは、今までのやり方を大きく見直したことが大きかったようです。新聞で読んだ記事ですが、今大会で男女計12個という過去最多のメダルを取った柔道。「感覚ではなくデータで」勝負を分析し、「先に指導を取った試合は7割勝つ」との客観的な数値に基づき、「先手必勝」の大切さを説いて、積極的に攻め結果を作りました。また、初の金メダルをもたらしたバドミントンは、国内の指導者に固執せず、長期的視野で海外の指導者を招き、実業団中心のバドミントン界の古いしきたりを打破し、有力選手を集めて強化するシステムを構築して結果を作りました。

金銭的なバックアップも大きかったようです。選手村からシャトルバスで30分の施設を借り、約8億1千万円をかけて「ハイパフォーマンスサポート・センター(HPSC)」を開設。コロンビア産のコシヒカリに納豆、うどんといった和食を用意したほか、選手村の部屋にはシャワーしかないことを事前に調べ、疲労回復効果が期待できる炭酸泉の風呂も完備し、選手の体調管理に役立ったようです。また、国は08年、東京都北区に、屋根付きの陸上トラックや、柔道や体操などの専用練習場、宿泊棟を備えた「味の素ナショナルトレーニングセンター」を約374億円かけて整備しました。今年度のスポーツ関係予算は、リオのHPSCの設置費用などを含む324億円。昨年度と比べ34億円増えて史上最高額だそうです。

日本だけではなく各国が国を挙げて強化し、まるで国力を測る指標のようになっているオリンピック。今までの延長では新しい結果は作れない、ということを改めて感じます。それは、私たちのビジネスも一緒で、大きく変化していく第4次産業革命の入り口にいる私たちは、今までの延長では新しい結果を作ることはもちろん、生き残っていくことさえも難しい世の中です。「難しいに挑戦することで強みをより強くしていこう」という本年度の方針に沿って、挑戦していく一年にしていきましょう。

最後に、リオオリンピックの総括で、橋本団長は「メダルの数を増やすために頑張っていると思われがちだが、まずは人としてどうあるべきかが大切。人間力なくして競技力向上なし。自分自身に強い自信を持てる人間はどんな時にも対応力があるし、どんな人にも優しくできる。五輪を教育として捉えた時に、メダルの数より大事なことだ」と話し、「メダル至上主義」ではないことを強調しています。困難を乗り越えることで人間力は増し、多くの人の力を借りて今日があることを認識することで感謝力そして人間力がついていきます。それはアスリートも私たちも一緒です。次世代の強みづくりに向けた挑戦を続けることで、自分自身に強い自信を持てる人間となり、どんな時にも対応力があり、どんな人にも優しくできる、そんな会社を目指していきます。

 

9月のテーマ

5Sを徹底しよう!

一番難しいことは、あたりまえのことをやり続けることだといわれています。5S活動は一つの習慣であり、良い習慣を続けることで、人格が変わり、運命が変わり、人生が変わります。もちろん、5S活動をすることで、書類や工具、パソコン内のデータなどを探す時間が無くなり、生産性も上がります。しかし、本質は、良い習慣を身に付けることで、良い人生が送れることだと考えます。しかし続けていくためには、マンネリ化を克服していくという、改善と工夫が必要になります。良い習慣を身に付けて、良い運を持った人間の集まりになれますよう、5S活動にちょっと工夫する9月にしていきましょう。

 

9月の方針

基本的なことを必ず実行する!

やったかやらなかったかを見える化する!

今年の納涼会で「伝言ゲーム」をアトラクションとしてやりました。コミュニケーション委員会さんにはいつも楽しい時間をありがとうございます。伝言は意外と正確に伝えられないものですね。情報の伝達は、本来は客観的な心で、事実だけを伝えるべきですが、その情報を自分に都合の良いように加工して受け取り、それを伝えてしまうようです。私たちの仕事でも、自分の都合の良い思い込みで間違った情報を伝えたり、間違った判断をしてしまうことが多くあります。その思い込みによる判断を防ぐために、チェックシートなどの仕組みがあります。基本的なことをしっかり行う。そして、やったかやらなかったかが見える仕組みづくりを9月の課題としてください。