「暑さ寒さも彼岸まで」というように、すっかり涼しくなりました。皆さんにおかれましても、体調管理には十分気をつけていただければと思います。

私は、9月19日・20日と第22回全国経営発表大会に参加させていただきました。日創研経営研究会の最も重要な事業の一つですが、今年は1700名以上の方が参加し、484名の方が経営発表を行いました。田舞会長より、「社長も幹部も3年先、5年先、10年先を見つめてそのための準備をしなくてはいけない」「中小企業は必死でビジネスモデルを変えないとどんどん廃業に追い込まれ、急速に減少する」そして、「勉強の苦しみは一瞬だが、勉強しなかった苦しみは一生続く」というお話があり、厳しくなるであろう今後の経済情勢の中で当社が生き残っていくためには、人材育成が重要だということを改めて感じます。

本年度の年度方針は「強みをより強く」「難しいに挑戦することで強みをより強くしていこう」です。そして方針の一番目に「強みの源は人です。学ぶ社風をつくろう。学ぶ社風をつくることで、人が育つ会社になります」と書かせていただきました。

先日、モリサワの当社担当である相川さんから伺った話です。相川さんは現在グロービス大学院のビジネススクールで勉強している。隔週で火曜と水曜の午後7時から授業があり、週末はそのための予習をしないとついていけない。希望者で社内の選抜試験に合格してこのビジネススクールを受講することができ、受講料は会社で支給してもらっていて、このような学ぶ機会をいただけてありがたいと思っている、と話されていました。

私の妹の夫は現在57歳です。北越銀行に勤めていましたが、55歳の時、新潟県内の中小の会社に出向となり、銀行という上場企業から中小企業で働くこととなりました。以前にも銀行から中小企業に出向した人から聞いたことがありましたが、一番大きな差は「人材」と言っていました。銀行の場合は、常に勉強しないと出世できないし、勉強することが当たり前の風土がある。土日の研修や試験を当たり前のように受けていたが、出向先の中小企業の社員さんは学ぶことに消極的。危機感がない、と。

今まで、中小企業は社内での競争がないので、ぬるま湯につかっていてもよかったのかもしれませんが、これからはぬるま湯につかっていては会社が存続できなくなってきます。

今年から、木戸製本所は自主的に中小企業大学校や日創研で学ぶ計画を立ててもらっています。ミューズでも数年前から自主的な勉強会を開催してもらっています。GiHではいつも新しい難しいに挑戦して、それぞれが仕事の中でスキルを向上させています。本当にありがたいことです。

学ぶ社風にしていくために、会社として年内に「なぜ学ぶのか」という教育理念、教育方針を明確にし、さらに「どういう人を評価するのか」という「人事理念」「評価基準」「キャリアアッププラン」を明確にしていきます。「学ぶ」ことが目的ではなく、学んだことをどのように会社に落とし込むかが大事なことです。そして、会社での目標を明確にして、社員さんの人生目標が明確になるようにしてまいりますので、一緒に学ぶ社風にしていきましょう。

経営計画書にも書きましたが、「不確実」「不透明」「不安定」さらに「陳腐化」が速い世の中です。田舞さんは、今までのようにライバルと競争していた時代は終わり、①自助努力と、②人材育成と、③経営理念の浸透と、④コアコンピタンス経営の確立と、⑤ビジネスモデルを改善改革した企業しか絶対に生き残らない、と大きな危機感をもって私たちに問題提起してくれています。私たちは①依存しない会社に、②学ぶ社風に、③次代に成長していく経営理念体系の確立、④新しい難しいに挑戦することで独自の商品技術サービスをつくっていく、⑤新しい需要を創るビジネスモデルをつくっていく、ことが私たちの会社の課題です。未来を作り出していくのは「人」です。積極的に、貪欲に、私が率先して勉強していきます。共に学ぶことで、共に栄えて、共に幸せになれる会社にしていきましょう。

 

10月のテーマ

目標を達成できる人財になろう!

目的  何のためにとか、どうなりたいという最終的に得たい事柄。

目標  目的を達成するための通過点 達成期日、達成の状態が明確  数値化するなど

この仕事を何時までにやる、という目標設定する仕事の仕方と、何時まで働く、という仕事の仕方では、効率も、やる気も、達成感も、改善意識も、大きく差が出ます。目標達成すると、達成感、充実感、自信が生まれます。今月は目標達成について考えていきましょう。

 

10月の方針

10月は1/4の通過点です。目標に対しての進捗を確認し、計画の見直しを行おう!

10月は第一四半期という通過点です。年度計画に対してどのような進捗なのか。そして、年間の目標を達成するには何をどう変えていけばいいのか、課題を明確にして、次の第二四半期に向けての行動計画を立ててください。