2016年も残りひと月、一年は早いですね。皆さんにとってはどのような2016年でしたか。

世界では、トランプ大統領、イギリスのEU離脱という「信じられないこと」が起きるという世界の変化を感じる年でした。リオオリンピックで眠れぬ日々もありました。SMAP解散などという衝撃もあったし、新潟では「AKB48選抜総選挙」がありましたね。熊本・鳥取・福島そして阿蘇山の噴火という火山地震国に住んでいることを認識する一年でもありました。そして、「日創研経営研究会 全国大会in新潟」を5月に開催できたことが私にとっては大変大きな出来事でもありました。私は野球が好きなので野球のネタですが、プロ野球では広島東洋カープが25年ぶりにセリーグで優勝しました。昨年、大リーグから広島に復帰した黒田投手が優勝を決めた直後に話したことです。(スポーツニッポン16/09/11)

 

その試合、その一瞬に全力を尽くす姿勢。それが若手から伝わってくる。

それこそが、新井と僕の目指してきた野球だ。

特に野手は、39歳の必死な姿勢に感化されたと思う。

差し出がましいが、僕たちが同じ野球観を持っていたから、チームとしてまとまることができたのかもしれない。チームは基本同じ方向を向かなければならない。だが以前は残念ながら投手と野手には溝があった。

空気を変えたかった。大事なのは助け合う気持ち。 互いをリスペクトし言動や態度には注意を払う。

投手、野手最年長の僕たちが、タッグを組んでそれを実行してきた。今は溝がなくなったと感じる。

 

優勝チームからMVPが出るのが一般的ですが、黒田も新井も個人成績は、それほどでもない。つまり、赤ヘル軍団がチームの一体感を取り戻したことが、カープ優勝の勝因だったようです。集団パワーが発揮できたときに、相乗効果を発揮し、1プラス1が2ではなく、3にも4にもなることがあります。

広島カープが25年間優勝できなかったことは、集団パワーを発揮し相乗効果を生み出すことが簡単ではないことを示していますが、難しいことをやり続けることでしか、勝つことはできないのでしょう。

本年度の年度方針は「強みをより強く」「難しいに挑戦することで強みをより強くしていこう」です。

そして方針の三番目に、「一人一人の強みが発揮できるチームワークとコミュニケーション」と書かせていただきました。強い会社とは「1+1が3になり4にもなる会社」です。そこには、リーダーシップとチームワークが必要です。一人ひとりがリーダーとして自主的に楽しく仕事をしてほしいと思います。そして、相手のことを理解し好きになり、助け合い、互いをリスペクトすることで、より良いコミュニケーションが生まれます。そのために同じ体験や時間を共有することも大切です。

コミュニケーション委員会の渡邊委員長はじめ委員会の皆様にはいつも「共有する時間」を作っていただいていることに感謝いたします。 「一体感のあるチーム」。木戸製本所・ミューズ・GiH、3社それぞれの大切にする価値観があり、それぞれの会社の一体感も大切ですが、3社で相乗効果が生まれていくことも目指していきましょう。

 

12月のテーマ

信頼しあえる人間関係を築こう!

信頼とは、信じて頼ること、または頼れるものと信じることという意味であり、そして、信頼は、すぐに得られるものではなく、小さなことの積み重ねによって、少しずつ少しずつ形作られていくもの、逆に、ちょっと気を抜くと一気に崩れてしまうものである、と13の徳目12月号の冊子に書かれています。

その「信頼」のベースには、ひとり一人が「信頼」に足るべきプロであるということがあります。再び黒田投手のコメント(スポーツ報知より)ですが、

僕は気持ちの面も大事にしてきた。メジャーでは、体のでかい、ごつい打者とばかり対戦する。どうやってこいつらに勝っていくかと考えた時に、気持ちを高めていくしかない。「この野郎!」ってね。今だから言えるけど、試合前に相手チームの選手にあいさつされるのはもちろん、目を合わせることすら嫌だった。そうでないと、厳しいところを突けない。この野郎、という気持ちにもなれない。ユニホームを着てグラウンドに立つ以上は、それくらいのファイティングスピリットがないと戦えなかった。

これぐらいじゃないと、20億の年俸はもらえないのですね。

12月の方針

相乗効果が生まれる、または、コミュニケーションがよくなること、について、1件改善を出そう!

組織が成立するための3つの条件ということで何度か通信に書いていますが、アメリカの経営学者のチェスター・バーナードが提唱した「コミュニケーション」、「協働の意欲」、「共通の目標」ですね。組織が成果を創り出していくには、コミュニケーションは大切な要素です。私たちの会社がより良いコミュニケーションが生まれるように、皆さんから改善提案を出していただけるとありがたいです。