新年あけましておめでとうございます。今年が皆さんにとって素晴らしい一年になることを祈っています。

祈ることも大事ですが、なりたい自分に向かって努力する一年にしましょう。

私は田舞塾という勉強会に参加させていただいていますが、一緒に勉強会に参加されている酒商山田の山田淳仁社長が本を出版されました。「戦わない経営」というタイトルで、広島の酒屋さんが95%の商品を捨てることで10億円の売り上げになるという、まさに「逆転の発想で需要を創り出す究極の差別化」という内容でした。

山田社長が家業の酒屋を継いだのは1988年、約30年前ですが、その当時は酒のディスカウントストアやコンビニにお客を取られていく時代。当時の酒商山田の売り上げは①ビール76%、②タバコ15%、③日本酒(普通酒)4%。その3種類の商品を徐々に捨て、現在は「日本の酒」(本格焼酎と銘柄酒)だけに特化し、「酒を売るのではなくアドバイスを売る」「売れる酒ではなく売れない酒を売る」「問屋を通さない」「入りにくい店をつくる」など、常識を覆すアイデアで、コツコツと地道に、焦らず粘り強く、小さな満足小さな善を積み重ねる商売をしていきます。人材育成も地道に粘り強く、お客様づくりも地道に粘り強く、経営計画も地道に粘り強く、そして、広島で愛され、全国の酒業界を革新する酒店に成長されました。

私自身、足元が見えにくくなっているときに、大変多くを教えていただける本に出合わせていただいたことに感謝しています。目指す経営は「戦わずして勝つ」経営です。自分自身とは戦わなくてはなりませんが、同業者と同じ技術で価格競争をしたり、印刷業の方と印刷物のマーケットで戦ったり、オンデマンド印刷で見積もり競争や、既存のフォトブック事業で仕事の取り合いをすることは当社の目指すところではありません。今までにない商品やサービス、技術で価格決定権を持った商売をさせていただきたいと思っています。そんな簡単なことではないですが、ヒントは、人がやりたくないこと、無理だとあきらめていること。そこにチャンスはあるはずなので、とにかく今やっている仕事の中で、「これってやりたくないよね」とか「この仕事無理だよね」という仕事こそチャンスと思って、単なる繰り返しの仕事ではなく、常に疑問を持ちながら仕事と向き合っていきたいと思います。

この本『戦わない経営』の中で、フォトブックの第一人者である株式会社飛鳥ネット(本社広島市)の福田社長のお話も書かれています。新しいビジネスになるものは今までにないもの、ということで

1.今までにない商品の製造  2.今までにない商品の販売  3.今までにない販売方法  4.今までにない価格  5.今までにない品質  6.今までにない用途  7.今までにない情報  8.今までにない発明品  9.今までにない形態  10.今までにないリプレース  11.今までにない宣伝方法

どれか一つでも新しければニュービジネスになるとのこと。また、業界で全く「ない」ことはほとんどないかもしれませんが、「あんまりない」ことを複合的に組み合わせることで、新しいビジネスも生まれやすくなる、と。私たちの「本づくり」のビジネスは縮小していくビジネスではありますが、まだまだ上記の11項目に当てはめればチャンスはいっぱいありますね。逆に、マーケットが拡大していく業界では、企業同士の競争が激しく、それだけ優秀な人も参入してきます。そこで勝っていくには才能も運も必要になります。私たちの強みである「本づくり」の知識や技術を活かしたニュービジネスを積み重ねていきたいものです。

 

2月のテーマ

ビジョン実現に向かって前進しよう!

13の徳目2月号には「ビジョンは、大きなことである必要はありません。また、周りの人と比べる必要もありません。どんな状態になれば、自分自身が今以上にワクワクする日々を送ることができるか、楽しみながら想像をふくらませてみよう」と書いてありました。確かに、将来こんな生活ができたらいいなと考えることは楽しいことですし、こんな仕事ができたらいいなと考えられることは幸せなことです。当社のビジョンは「本づくりを通じて新たな付加価値をつくりだし、世の中から大切にされ、働く社員さんが誇りに思える会社になる」ことです。そのために、本づくりという強みを活かして、将来的に、① 本づくりのワークショップ  ② 自分史づくりのワークショップ  ③ 家族が笑顔になれるフォトギフトづくり  ④ 大切にしていただける子供たちの絵本づくり  ⑤ 絵画や書道や趣味などの作品集づくり  そんな本づくりのプラットフォームを構築していきたいと思います。「戦わない」「喜ばれる」「楽しい」そんなキーワードを大切に、次の時代に向けた、木戸製本所、ミューズ・コーポレーション、GiHで相乗効果を創り出していきましょう。

 

2月の方針

前半戦の反省点を活かして、後期の部門方針を明確にしていこう!そして、その方針に沿って、一日一日の目標を明確にし、達成していこう。

木戸製本所は3月の一番の稼ぎ時まであと1か月となりました。最後の準備の月となります。

2月4日は全社ミーティングもあります。前半戦を振り返り、問題点は解決して新しい難しいにチャレンジする計画を立てましょう。最終的に結果を作れるよう、皆さんからアイデアをいただきたいと思います。