シアトルで2015年にスタートした、アマゾンのリアル書店「Amazon Books(アマゾンブックス)」が、5月25日、ニューヨークにもオープンした。同社はこれまで、数々の個人経営店を閉店に追い込んできた存在だとも言われているが、今度は自社の実店舗をオープンさせた形だ。

 夏ごろには2号店が同じマンハッタンの34丁目にオープンすることも決まっている。今後全米では、300~400の実店舗をオープンする計画があるそうだ。

≪Yahoo ニュース 5/26/2017≫

インターネットを使って、本の流通だけでなく、買い物のやり方を革新したアマゾンが、実際の店舗展開をしていくというニュースですが、本を作っている私たちにとっては、実際に本を手に取って買っていただくということに、少し嬉しさを感じます。

とは言っても、実書店であってもITが駆使されていて、アマゾンのインターネット書店での売れ筋情報を活用して、店頭の陳列棚に置かれているのは高評価の本のみ。今のネットでの売れ筋が一目でわかる仕組みになっているようです。

アマゾンの「Kindle ダイレクト・パブリッシング」という出版サービスもあります。このサービスは、電子書籍を無料でセルフ出版し、Amazon のサイトで何百万人もの読者に販売できます。 出版にかかる時間はほんの数分。本は 48 時間以内に世界各国の Kindle ストアで購入可能になります。Kindleストアを覗くと200円もしない電子ブックが並んでいます。本の流通だけではなく、出版の仕組みも変わっていきます。さらに、一冊から印刷製本して送ってくれるサービスもあります。

先日、横浜でPhoto Nextという写真関係の見本市が開催され、GiHの皆さんと勉強に行ってきましたが、フジカラーは「フォトジン」というフォトブックの店頭サービスを始めています。お客さんは価格600円のフォトブックが30分で出来上がるサービスを受けることができます。

大企業は資金力や開発力という強みを生かして、次々と新しいサービスや商品を出してきます。私たちが大手と同じサービスを同じ市場で行っても勝ち目はないですよね。

違うサービスを小さな市場で独占する。中小企業の生きる道でした。しかし、今は、そういう小さな市場さえも大きな資本が入ってきています。小さな印刷会社が得意としていた、名刺や封筒も印刷通販が激安価格で受注する時代であり、町の床屋さんも1500円カットのチェーン店にお客を奪われています。

しかし、逆に考えれば、人がやりたくない面倒な仕事を、自社の強みを生かした仕組みを作って、楽しくやれることができれば、インターネットの力を使って、全国にサービス展開できる時代でもあります。

私たちの強みは何でしょう。お客様から見た強みは何でしょう。

「本づくり」という領域で、どこもまねができない「強み」づくりのためにチャレンジしていきましょう。他ではできない、他がやりたがらないことは、簡単なことではない難しいことですが、「この仕事やりたくない」「この仕事難しい」にチャンスがあります。本年度もあと一ヶ月となりました。社員の皆さんが、難しいに挑戦する次年度になることを願うとともに、わたくし自身も今までの自分を大きく超える一年にしてまいります。そして結果を創る一年にしていきます。

 

7月のテーマ

お客様に喜ばれる仕事をしよう!

仕事には働く人にとって二つの価値があります。一つはお金を稼ぐこと。とても大事なことで、そのために社会から価値がある商品やサービスを提供していく必要があります。二つ目は、仕事を通じて自分自身が成長すること。成長を実感できる社内の仕組みが必要であり、お客様からの評価が見える化されることも自己の成長を実感できる大きな要素になります。お客様からの「ありがとう」という言葉をたくさん集めることで、二つの価値を高めていくことができます。7月のテーマは「お客様に喜ばれる仕事をしよう」です。現在のお客様に喜ばれることと同時に、未来のお客様はどういうお客様なのか。いま、お客様が困っていることはどんなことなのか。消費者としての立場で本づくりを考えてみてください。そこに新しいチャンスが生まれると思います。

 

7月の方針

次年度の自分の役割を明確にし、目標を立て、計画をつくろう!

次年度の方針は、「お客様の更なる満足を提供すると共に新しい技術、商品、サービスを提供し、今までにない新しい価値を提供します。そのために、私たち自身が成長し、会社も新たな価値を生み出すことで、増収増益していきます」です。そのための5本の柱を実行していきます。

1.学ぶ社風づくり  一人一人が課題を持って知識と技術を深める

2.新規事業への取り組み  新しいマーケットを創ります

3.環境整備   整理整頓清掃、メンテナンス、標準化・見える化 4.数値管理による目標の明確化

5.チームワークとコミュニケーション グループでの自主活動と  3社でのシナジー効果

自分の目標を明確にして計画をたて、成果ある一年にしていきましょう。