新潟を、そして女性の半生を切り取った詩集『高田一葉詩集「青空の軌跡」』が出版されました。

この度『高田一葉詩集「青空の軌跡」』を出版した高田一葉さんは、新潟市西区在住の現役の小学校教諭。第4詩集にあたる本書には、1977年から2013年までの36年間にわたる作品20篇が入集され、新しい作品をはさむような形で、前半部と最後に、これまでの3冊に収録された詩が収められています。

巻末には、著者が特に影響を受けた叔母である画家※田畑あきら子の手による著者の3歳当時の肖像画があるほか、あとがきは砂丘館館長で美術評論家の大倉宏さんが担当。22歳当時から現在まで、著者の女性としての半生と作品群を余すところなく解説しているのも出色です。

本書は、新潟市内の紀伊国屋書店、文信堂書店、英進堂、北書店、砂丘館、シネ・ウインドで取り扱っています。定価1800円。

 

※田畑あきら子

1969年がんのため28歳で夭折。没後1987年には「夭折の画家たち展」(新潟市美術館)、1997年には『白い雲の中へ―田畑あきら子詩画集』(新潟日報事業社)が刊行されるなど、特異な感性と才能は周囲の認めるところであった。

高田一葉プロフィール

1955年新潟県西蒲原郡巻町(現新潟市)生まれ。1983年詩集『風の地平線』(私家版)、1987年詩集『雪降る星で』(私家版)、詩誌「プアーイエロー」「渓谷」「アステロイド」に参加、2001年詩集『夢の午後』(新潟日報事業社)。新潟県現代詩人会会員。現在、個人詩誌「葉群」刊行中。

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