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川口 襄句集『星空』が『角川俳句年鑑』(今年の句集BEST15)に掲載されました!

 

 

 

『星空』川口 襄

「俳句はこれで良いと思ったら不思議にぴたりと止まってしまう文芸」という

先師の教えを、本集を出す際に再認識したそうである。

たえず新しさを求める作者の意気込みが伝わってきた。

 

牡丹散る十二単を脱ぐやうに

若鮎に未知の淵あり流れあり

 

<十二単を脱ぐやうに>は、牡丹という花の特徴を巧みに表現している。

<若鮎>の句は、作者自身の俳句への道を詠んでいるようにも思える。

以下のような句にも惹かれた。

 

ほほづきを鳴らし思ひ出ひとつ消す

裏切りはユダに限らじ鳥兜

 

―角川文化振興財団『俳句年鑑』2021年版

~今年の句集BEST15 執筆・涼野海音―

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